プレイ方法、勝敗状況など、プレイヤーの一挙一動について、カジノ店がモニタリングしているのかな…と疑問に思ったことはありませんか?以下の記事を読めば、この疑問を解決できます。一体誰が、何の目的で、あなたのデータを収集しているのか、を知ることは非常に大切なので、ぜひチェックしてみてください!

カジノでは、ゲストの行動を様々な方法で、モニタリングしているかもしれません。最も単純な方法は、「ビデオカメラ」による監視で、中には、「顔認識機能」を搭載したビデオもあります。

カジノの全フロアは、常に監視カメラでモニタリングされており、不正行為を防ぐと同時に、運営側とプレイヤーの間で、何かトラブルがあった場合に、有力な情報源となります。さらに中国では、最新の顔認識機能が導入されており、カジノの来場客は全員、顧客のプロフィール情報と連携されるそうです。

また、別の監視方法としては、「プレイヤーカード」です。カジノは、プレイヤーカードを利用して、勝った人と負けた人を追跡できるのです。プレイヤーカードを専用マシンに挿入すれば、プレイ頻度をはじめ、勝った額、負けた額、お気に入りゲームに関する情報が、カジノ店へ即座に連携されます。カジノ店舗は、あらゆるプレイヤーのゲーム履歴を調査することで、今後のギャンブル行動を予測できるのです。

現在、一部のカジノでは、テーブルからテーブルへ移動した際の履歴が追跡できる「電子チップ」が採用されています。従来までは、カジノチップがカジノ店外へ持ち出されたり、盗まれたりした場合にしか作動しませんでしたが、チップ搭載の技術は、今日では著しく進化しています。

ここまで、カジノ店舗がプレイヤーの勝った額や負けた額をどのように追跡しているかについて説明してきましたが、では一体なぜ、カジノにとってこれらの情報が必要となるのでしょうか?

その答えはこうです。なぜなら、こうしたプレイヤー追跡情報があれば、カジノ業界に最大の利益をもたらしてくれる、”負け組候補”を特定できるからです。カジノ店舗にとってみれば、負けても通い続ける、最も寛大な心を持つプレイヤーに、食事を無料で提供するなどして、彼らの興味を引くように仕掛けるかもしれません。

一方、中国ではギャンブルが禁止されているため、急増する中流階級の中国人がギャンブルをするために、マカオを訪れます。また、中国では高度な顔認証技術が導入されており、銀行や政府機関では、善良な行動をとった人や法令を遵守する人に、報酬を与えるためにもこの技術が利用されています。

このように、プレイヤーの行動は、さまざまな技術を用いて、モニタリングされており、各プレイヤーのプロフィールをデータ化することが、最終目標とされています。このプレイヤープロフィールは、プレイヤーごとのリスクテイクの判断を評価し、リスクを承知でありながら、大金を賭ける傾向が強い人を見極めるためにプロフィール化が行われているのです。

もし、プレイヤーが負けたら、通常、カジノはその結果をモニタリングすることありません。そうではなくて、カジノ店舗は、自分たち用の統計とデータ収集のために、プレイヤーの勝った額と負けた額の両方に注目します。

カジノは、賞金が1,200ドルを超えるプレイヤーを米国内国歳入庁に報告するため、勝ったプレイヤーの情報を収集しますが、個々のプレイヤーに支払った総額を100%正確に把握するための正確な方法はありません。なぜなら、ブラックジャックのように、最初の賭け金を追跡するのが困難なゲームもあるからです。

米国の推計によると、2018年のカジノゲームの総収入は400億ドルを超え、一人当たりの支出額は125ドルとなりました。ちなみに、カジノに訪れるゲストの平均損失額は、ギャンブルが合法となる年齢に達していない人や一切プレイしない人を除くと、一人当たり500ドルから600ドルに上ります。